好いーと九州

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カテゴリ:熊本 > その他、熊本よいとこ

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津奈木駅から歩いて行ける距離。車で訪れる人ならば、国道3号沿、津奈木ICから少し行ったところに「つなぎ温泉 四季彩」がある。
熊本には黒川温泉や山鹿温泉、玉名温泉など沢山の名湯があるが、つなぎ温泉には、そのいずれにも無い珍しいものがある。

それが、モノレールで行く露天風呂だ。

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四季彩でチケットを買い、数分揺られると、そこには実に小ぶりな露天風呂が。

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数人入れば満杯になりそうだが、そこからの見晴らしは確かに良い。
私が訪問した時は、昭和の歌謡曲がかかっており、いかにも田舎の温泉という風情が溢れ出していた。

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海を望むには少し遠いが、眼下にはのどかな津奈木の街並みが広がる。

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勿論1Fには、↑このような通りを抜ければ内風呂もある。
無料休憩室、有料の個室、さらにレストランには、不知火海でとれた新鮮な太刀魚の料理(太刀魚丼 700円)などリーズナブルなメニューもある。
津奈木散策の休憩に是非、立ち寄っていただきたい。

参考資料:
つなぎ温泉「四季彩」公式ウェブサイト

【基本データ】
営業時間:10:00~21:00 ※モノレールは10:00~20:00
休館日:毎月第1水曜日、12月31日、1月1日
    第1水曜日が、祝・祭日の場合は翌週の水曜日)
入館料:大人:400円 小学生:300円 身障者:300円(手帳の提示が必要)
    未就学児は無料
    ※入浴と休憩を含んだ料金で、何度でも入浴可
展望露天風呂:入館料に含む(ただしモノレール往復乗車券100円が必要)
家族風呂(1時間):入館料+1,000円(超過料金:30分毎に300円)
※電話の予約受付は未対応


「火の国」熊本の象徴とも言える阿蘇火山。
その火口跡に広がる草原が草千里ヶ原だ。

雄大な阿蘇景色を楽しめる人気スポットの1つで、乗馬体験や中岳などを望むことができる。
また近くに建つ阿蘇火山博物館では、阿蘇山について、生成過程、生態系、信仰対象としての歴史など様々な視点から学ぶことができる。

ここでは草千里ヶ原の美しい光景と阿蘇火山博物館について紹介したい。

<草千里ヶ原と周辺>

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まずは米塚。阿蘇駅から草千里ヶ原に向かう際、バスから眺めることができる。
標高984mのすり鉢状の小山で中央には直径100mの火口がある。

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そしてこれが草千里の全景。駐車場手前側に阿蘇火山博物館がある。

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草千里にて。快晴の日は言葉にならないぐらい気持ちいい。

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火山活動を続ける中岳の様子も分かる。

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また乗馬体験コーナーもあるので是非。

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これは、かつて刈り干し切りが行われる秋に、(草の保管のために)作られていた草小積み。
現在は農家減少などを受けて殆ど見ることができない。

<阿蘇火山博物館>

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阿蘇火山博物館では……
・火山生成過程が分かる動く模型やシアター
・阿蘇の生態系
・火口付近のライヴ配信
・火山関連の理科実験コーナー
・史料における阿蘇火山の記述
・草千里を一望できる展望所
などを見ることができる。

カルデラというと中学の地理で「火山噴火でマグマが地上に放出され、空洞化したマグマだまりに落ち込む形で地表が陥没したもの」と習うが、理科実験コーナーで「小麦粉の山の中で、風船を割る実験」を一度見た方が絶対に具体的なイメージをもって覚えられるし、仕組も理解できる。

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1Fには、阿蘇山を構成する阿蘇五岳、また火口見学などもできる「阿蘇ジオパーク」としての紹介など。売店や飲食エリアもある。

公共交通機関で訪れる場合、阿蘇駅からバスという経路になるので、行き帰りの運行時刻を確認の上、訪問したい地だ。

最後に豆知識を1つ。
古くから火口内の湯だまりは「神霊池」として信仰の対象となっていたが。
火山活動が行われる際は、湯が蒸発し、火口底が露出。火孔を形成し、噴煙が上がり、マグマが噴出される。
このため火山の状態を測るうえで現在でも重要な指標となっており、昔の人々が、科学的な原理を知らずとも、火山の兆候を適切に感じ取っていたことが伺える。

【基本データ(阿蘇火山博物館)】
営業時間:9:00~17:00(最終入館 16:30)無休
入場料:中学生以上860円、小学生430円、65歳以上690円、6歳以下無料



アクセス方法:
九州産交バス 阿蘇駅前より30分程度(草千里阿蘇火山博物館前 下車後すぐ)

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草枕交流館を出て、坂をさらに上がっていくと、草枕温泉 てんすいに着く。
露天風呂からは有明海から島原半島を見渡せる絶景が広がり、夕暮れ時の美しさは格別だ。

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この写真は、施設内の売店裏から撮影したもの。
前田案山子、卓。そして夏目漱石も同じ景色を見たことだろう。
温泉で買えるタオルには夏目漱石の顔がプリントされている。

露天は岩風呂と打たせ湯。
食事処、待合スペースもあり、日帰りでの訪問でも疲れを落とすことができる。
玉名駅方面から訪れた場合は、温泉でのんびりした後、バスで駅まで帰るのが良いだろう。

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Twitter上で、10/26から5日間ほどこんなアンケートを投稿してみた。

熊本を代表するキャラクターといえばどっち?
・熊本の象徴・熊本城を築いた「せいしょこさん」こと加藤清正
・今や世界的なマスコット。「偉人伝マンガ」にまで載ったくまモン

予想では20……あわよくば30票ほど投票頂ければ嬉しいな、と思っていたのだが、多数のリツイートを頂いたお陰で、なんと731票もの投票を頂くことができた。

結果は、
加藤清正 32% (234票)
くまモン 68% (497票)
と、くまモンが圧勝。
さすが世界のくまモン!といったところだろうか。
元々このアンケートは「熊本の象徴といえば、熊本城?くまモン?」とするつもりだった。
ただ「これだと熊本城の圧勝だろう」と思いアレンジしたのだが。。
この結果を見る限り、当初の通りでも接戦になったのでは、と思っている。

コメントも多数頂戴した。ざっくりと紹介すると、
・キャラ(キャラクター)という括りだと、やっぱりくまモンになる。
・清正公は愛知出身。
・細川家も入れて!
・南部の人は、清正公への思い入れは薄い
・清正公だけでなく小西行長なども入っていたら票が割れたかも
etc...。
どれもごもっとも。
ここまで投票が伸びると想定していなかったので2択としたが、沢山魅力的な偉人がいることを再確認できた。
ともあれ、くまモンあっぱれです。
ご投票頂いた皆様、有難うございました!

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熊本駅にいるくまモン。大きい。

2011年、九州新幹線開業に向けた熊本県の認知度アップ戦略の一環で作られたキャラクター。
ゆるキャラ人気の火付け役となり、期待を遥かに超える活躍をしている……というのは事実だが、もはやくまモンの人気だけが独り歩きしてしまい、そもそも熊本のキャラだということが忘れられている感無きにしも非ず。

何しろ今や日本中、どこに行ってもくまモングッズが売られている。
北海道に行った時「ご当地くまモン」のキーホルダーが売っていたのには笑った。
ご当地って、熊本じゃないのかよ!と。(一応、出張中という設定らしい)

くまモンは、日本国内での使用・流通においては、熊本県の許可があれば、個人または企業でロゴとキャラクターを無料利用できることも人気に拍車をかけているのだろう。

職業:公務員で、熊本県営業部長・兼・熊本県しあわせ部長。
以前、菊池市で勤務しているくまモンに遭遇した時、写真を撮らせてくれたので「くまモン、もっと笑って!」と冗談で言ったら、中の人が動揺していた。

何にせよ絶大な人気を誇る偉大なキャラ。「コミック くまモン」(四コマ漫画)はじめ関連書籍も数知れない。

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